こんにちは!食生活アドバイザー(R)のPankunです。
高級オリーブオイルを頂いた!
でもオリーブオイルってどう使ったら美味しくいただけるの?
また使い切らずに残っていることも多いのでは??
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今回は、オリーブオイルを使うと美味しくなる料理をご紹介します。
オリーブオイルの70~80%はオレイン酸の成分でできています。
オレイン酸は、善玉コレステロールを維持しつつ、悪玉コレステロールの抑制するので、生活習慣病の予防にもなる健康食品です。
もちろん、健康に良いだけではなく、オリーブ100%果汁は、フレッシュな香味によって、料理と合わせると料理にコクが生まれて、料理の味を深めます。
基本、オリーブオイルはどんな料理にも使えますが、美味しく戴く方法をご紹介します。
オリーブオイルのフレッシュでスパイシーな香味、ほのかな苦みが特徴
この特徴を料理や素材に生かすことがポイントです。
・料理や素材との相乗効果によってお互いの旨味を引き出す
(例えば、出汁は、昆布とカツオの両方を使うとより美味しくなる)
・料理や素材との対比効果によって、一方の旨味をより高める
(例えば、スイカに塩を振るとより甘さが引き立つ)
オリーブオイルの使い方
①料理にかける
個人的に、一番のおすすめは、料理にかけて頂く。
洋食だけでなく、和食にもよく合う。
醤油や味噌、大豆との相性がとても良いです。
料理にかけるとオリーブのフレッシュは風味とスパイシーな香味をもっとも味わうことができます。
そして、旨味を引き立てコク深い料理に仕上がります。
②炒め物に使う
サラダオイルの代わりにオリーブオイルを使います。
オリーブオイルは、オイルのなかで最もオレイン酸を多く含むので健康にもよく、熱にも強いので炒め物にも最適です。
代表的な料理は「ソーメンチャンプル」
ただし、オリーブにも脂質が多く含まれるので、カロリーはサラダオイルと変わらないので摂りすぎには注意しましょう。
ちなみに一般的に使う、サラダオイルの原料は「なたね油」「大豆油」。
その他に紅花、ひまわり、綿実なども使われます。(オリーブは使わない)
生で掛けて食べるのと比べて風味はおちますが、スパイシーな香味や苦みは残るので、対比効果が生まれて料理の味が引き締まります。
③素材に掛けて、そのまま頂く
パンやお刺身などに「塩」をちょい足しして戴きます。
オリーブの爽やかな苦みが塩との相乗効果をうみだし、素材の味を引き出すことができます、
代表的な戴き方は、バケット(フランスパン)に付けてたべる。
さらにワイン、コーヒーで頂くとキリが無くなるほど合う。
ついつい食べ過ぎてしまいます。
オリーブオイルは、ポリフェノールが豊富に含まれるので、「ワイン」「コーヒー」と相性が抜群。
オリーブオイルを使うとさらに美味しくなる料理
かけて美味しい料理
★味噌汁
味噌汁1杯に小さじ半分のオリーブオイルをいれる
以外かもしれませんが、味噌汁にコクがうまれます。
大豆、塩との相性が良く、さらにお味噌と出汁の旨味の相乗効果がより高まりコクのある味噌汁になります。
★納豆
小さじ1杯を納豆の出汁と一緒にまぜる
納豆独特のくさみが消えて、納豆の持つ甘味を引き出します。
さらに納豆に掛ける醤油ベースの出汁とオリーブオイルは、相性も良く旨味が増します。
オリーブオイルのオレイン酸の効果と納豆に含まれるナットウキナーゼとの相乗で、血液をサラサラ、骨が強くなる効果があります
★インスタントラーメン
小さじ1杯を出来上がったラーメンに加える
インスタントラーメンは、醤油、みそ、カレーなんでも合います。
お店のラーメンの味に。
最近のインスタントラーメンもは出汁も麺もしっかりして、そこそこ美味しくは出来ていますが、やはりお店の味には及びません。
大袈裟化もしれませんが、最初の一口で激変に驚きます。
スープの旨味が引き立ち、さらに麺にスープとオリーブオイルが麺に絡み高級感のあるインスタントラーメンになります。
★シチュー&グラタン
お皿1杯のシチューに小さじ1杯のオリーブオイルを加える
シチューやグラタンにはチーズパウダーが使われますが、チーズとオリーブオイルの相性は抜群なのは想像できると思います。
オリーブオイルは、料理のコクを引き立てますが、コクのあるチーズも同じ。
お互いの相乗効果でコク深い、お店のシチュー、グラタンに。
★カレーライス
カレーライスの決めてはコク。(ハウスこくまろカレーが人気のように)
カレーでコクを出すには、コーヒーやチョコレートを足すという方法も有名です。
でも、カレー本来のコクを引き出せるのはオリーブオイル。
百聞は一見にしかず。ぜひ試してみてください、高級店のカレーに変化します。
炒め物に使うと美味しい料理
★ソーメンチャンプル
ソーメンを使った炒め物料理。
茹でたソーメン(水気を飛ばす)に大さじ1杯のオリーブオイルを混ぜる。
ソーメンチャンプルは、茹でたものをそのまま炒めると100%麺同士がくっついてしまいます。
ソーメンのシンプルな素材nオリーブの香味とちょい足しの塩気が食欲をそそります。
★パスタ ミートソース&ナポリタン
★ミートソース
ミンチとトマトソース、デミグラスソースにオリーブオイル大さじ1杯を掛けて炒める。
ジューシーでコクのあるミートソースとトマトの酸味がオリーブオイルによってまろやかに仕上がります。
★ナポリタン
ナポリタンのソース、ケチャップをオリーブオイル大さじ1杯で炒める。
ケチャップに熱を加えることで、余計は水分が飛び、オリーブオイルによって濃厚でコクのあるナポリタンソースができます。
トマトの酸味とオリーブの香味は相性抜群。
★鶏もも肉の照り焼き
鶏もも肉を塩胡椒で焼き、最後に醤油、みりん、酒、砂糖と一緒にオリーブオイルで炒める
(醤油、みりん、酒、各大さじ1、砂糖小さじ1、オリーブオイル大さじ1)
オリーブオイルは、醤油との相性がとても良く、照り焼きがまろやかでジューシーな味わいになります。
素材にかけて頂くと美味しい料理
料理というより、素材そのものに掛けても美味しくいただくことができます。
★バケット(フランスパン)
オリーブオイルに塩をちょい足ししてパンつけながら食べる。
外がカリッとして、中がフワフワのフランスパンには、噛めば噛むほど小麦の甘味がでてきます。
そこにオリーブオイル塩ちょい足しで、フランスパンの甘味がより引き出されます。
ワインやコーヒーと一緒にいただくと、止まりません。
★ソーメン(つゆなし)
茹で上がったソーメンにオリーブオイルと塩ちょい足しを混ぜて頂く。
(ソーメン100g、オリーブオイル大さじ1&塩ちょい足し)
フランスパンと同じく小麦の甘味を引き出し醤油だしで食べるソーメンとはまた違った味わいを楽しむことができます。
★お刺し身
幾つかの食べ方があります。
・オリーブオイルと塩ちょい足し
・オリーブオイルにレモン汁
・醤油にオリーブオイルを足す
刺し身??と思うかもしれませんね。
刺し身といえば、醤油とワサビ。でも、カルパッチョと同じと考えるとアリです。
醤油とワサビとは異なり、素材の味わいをシンプルに味わうことができます。
白身の刺身(タイ、ヒラメ)、青魚(ぶり、ハマチ)がおすすめ。
愛媛は真鯛の養殖が有名ですが、オリーブの葉を粉末にして餌にした「オリーブ真鯛」というブランドがあるほと、オリーブと鯛の相性は抜群です。
本当に美味しいオリーブオイルを使う
オリーブオイルなら何でも美味しくなる!ということでもありません。
オリーブオイルも例えば、日本酒のようにピンキリです。
日本酒は、酒造舞と精白歩合によって品質がほぼ決まります。例えば山田錦という酒造舞を磨く量が多いほど美味しい日本酒(例えば大議場)が出来ますが、
オリーブオイルにもグレードがあり、「エキストラバージン・オリーブオイル」と呼ばれるものが最高峰です。
ただし、一般的にスーパーで販売されているオリーブオイルは、ほぼ全てが「エキストラバージン・オリーブオイル」なので、注意が必要。
「エキストラバージン・オリーブオイル」には品質基準(世界オリーブオイル協会、かがわオリーブオイル品質表示制度)があり、良い品質のものは、酸度が低く、官能検査や品評会を経て「エキストラバージン・オリーブオイル」として流通します。
美味しいオリーブオイルの選び方
一般的に販売されているオリーブオイルは、オリーブの産地であるイタリヤ、ギリシャ、スペイン産のものが多いのですが、産地だけでは、本当に美味しいものを選ぶことができません。
パッケージの記載に「酸度〇%」の記載はなく、官能検査や品評会の経たものが一般のスーパーにならぶことはありません。
そこで、選ぶポイントは「産地」と「価格」とということになります。
品質が高く、美味しいオリーブオイルを選ぶとしたら価格的に100mlで1000円以上のものを目安にすると良いと思います。
これくらいの価格帯のオリーブオイルは、ネットでしか販売されていないので、購入するとしたらネットで選ぶことをおすすめします。
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オリーブオイルを料理に使い美味しく戴くなら、少々高くても品質の高いものがおすすめです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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