【ソウルフード佐賀】イカ刺しもおいしいけど<嬉野市:温泉湯豆腐>

全国おすすめソウルフード
Pankun のプロフィール
山口県出身、福岡育ち56歳
IT関連のサラリーマン。
Pankunは、チンパンジーパンクンと耳が似ている息子のあだ名。
趣味は料理をつくる、食べる、食材を知ること。食生活に関することなら何でも興味があり、食生活アドバイザーの資格を取り、食生活の知恵と情報を発信しています。

こんにちは! 食生活アドバイザー(R)Pankunです。

今回は佐賀県のソウルフードをご紹介します。

佐賀県は九州の西側、福岡県と長崎県の間にあり「有田焼」「伊万里焼」などの陶芸品が有名です。

また、神崎郡吉野ケ里には、弥生時代の大規模な遺跡「吉野ケ里遺跡」があります。

嬉野市は、佐賀県の長崎県よりに位置する人気の温泉の街です。

日本三大美肌の湯のひとつ、1300年もの歴史のある九州でも人気の温泉です。

西九州新幹線「嬉野温泉駅」は、博多から約1時間ちょっと。

<GoogleMp 嬉野温泉>

Google マップ
Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。

佐賀県のご当地グルメといえば、「呼子のイカの活け造り」(よぶこ)が有名です。

九州北部に面する玄界灘では、多くのイカ釣り漁船が漁を行っており、なかでも呼子の水揚げ量は九州一と言われています。

透明で透き通り、コリコリした歯ごたえで、噛むほどに甘味が広がり、佐賀以外では味わえないイカ刺しの旨味を実感できます。

最後はゲソを天ぷらにして天つゆ、粗塩で頂くのですが、これが酒によく合い美味しすぎる。

活け造りとゲソ天、二つの美味しさを楽しめます。

<GoogleMap 呼子>

呼子町呼子 · 〒847-0303 佐賀県唐津市
〒847-0303 佐賀県唐津市

>

>

さて、佐賀県のあまり知られていないソウルフードといえば・・

嬉野温泉「温泉湯豆腐」

これが、ただの湯豆腐ではないのです!

湯豆腐といえば京都ですが、嬉しの温泉の温泉豆腐は、とろっとろの食感と豆腐が溶けた白濁のスープとごまだれの風味は、今まで味わったことがない究極の湯豆腐。

嬉野の温泉豆腐は、豆腐と温泉水に特徴があります。

嬉野温泉の泉質は、ナトリウムを多く含むナトリウム-炭酸水素塩、湯豆腐には最適の温泉水なのです。

この温泉水で煮込む豆腐は。良い具合にとろっとろになる嬉野ならではの豆腐作りをしています。

★嬉野温泉湯豆腐の由来

中国の「唐」に派遣された遣唐使が、中国から豆腐の製法を持ち帰ったと言われています。

長崎街道に宿場町として栄えた嬉野は、その湯豆腐の発祥地。

嬉野温泉の湯豆腐は、1300年の歴史があるということですね。

現在嬉野温泉には25軒ほどの旅館がありますが、どの旅館でも「温泉豆腐」味わうことができます。

お持ち帰りも出来るとのこと。

★嬉野温泉湯豆腐の特徴

嬉野温泉の温泉豆腐は、湯豆腐のことですが、一般的な湯豆腐と圧倒的に違うのが、豆腐の食感。

温泉豆腐専用の調理水として温泉水が使われています。

一般的な湯豆腐は、鍋で煮ても豆腐が原型のままですが、嬉野温泉豆腐は、煮込むと形が崩れトロトロになります。

そして、鍋には豆腐が溶けだし豆乳色に変わります。

豆腐の食感は、口に入れると溶けてなくなる不思議な食感。

それでいて、濃厚で甘味のある豆腐の風味。

温泉豆腐専用のごまだれで食べると、想像できない湯豆腐のやわらかくもコクのある味わいに驚きます。

豆腐だけ、ずっと食べていたい。

豆腐の原料は、嬉野産大豆【ふくゆかた】を 使った木綿豆腐。

トロトロになるのは、嬉野温泉独特の泉質の特徴。

★嬉野温泉豆腐のおいしいお店

「宗庵よこ長」(そうあん・よこちょう)

嬉野の温泉湯豆腐の発祥のお店。

こだわりの自家製豆腐は、最適な温泉豆腐に仕上げるために味、風味、食感全てに拘り一丁一丁手作り。

特性の旨味だれにつけていただきます。

湯豆腐・・・520円

湯豆腐定食・・・950円

特選湯豆腐定食(魚ちり)・・1,180円

※通販あり:2丁セット1,790円(送料別)~

>

<宗庵よこ長>

住所:佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2190

TEL:0954-42-0563

営業時間:10:30 〜 21:00(ラストオーダー 20:30)

定休日: 水曜日

他にも美味しいお店が沢山あります。

嬉野温泉の湯豆腐は、どこで頂いてもおいしいこと間違いなしです。

★おうちで頂く嬉野温泉湯豆腐

自宅でトロトロの温泉湯豆腐を楽しむには、調理水と言われる嬉野温泉水が必要になります。

ネットで見る限り調理水だけは販売していないようです。

以前、筆者は調理水だけを分けていただき、市販の豆腐で作ってみたことがあります。

温泉の泉質により、確かに溶けはするものの、本物同様トロトロまでにはならず・・。

やはり、嬉野の温泉湯豆腐専用の豆腐をおすすめします。

また、本当に美味しく頂くには、溶けだした豆乳スープにも合う、特性ダレもセットで必須です。

★温泉湯豆腐の楽しみ方は3つ

①まず、湯豆腐だけを頂く(温泉湯豆腐の食べ方の基本)

②豆乳鍋として頂く(豚肉、白菜、しめじなどを入れる)

③雑炊、リゾットとして頂く(アレンジも色々楽しめる)

おうちで温泉湯豆腐を楽しむには、調理水、嬉野産木綿豆腐、特性だれの3点セットがおすすめ。

ぐるなびの選りすぐり<美食の殿堂>

 名湯佐賀嬉野温泉湯豆腐セット(3~4人分)

楽天市場がおすすめする 「佐嘉 平川屋」


★嬉野温泉観光

嬉野温泉の泉質の特徴は、美肌効果が優れていること。

島根県の「斐乃上温泉「、栃木県の「喜連川温泉」と並んで『日本三大美肌の湯』と呼ばれています。

浸かるだけで、すべすべのお肌になると言われています。

泉質は、ナトリウムを多く含む重曹泉。

皮脂、分泌物を乳化して洗い流す効果があり、湯上りがすべすべになると評判。

嬉野温泉情報サイト 
嬉野温泉観光協会 <嬉野温泉局> https://spa-u.net/

筆者も嬉野温泉には何度かいきましたが、たしかに泉質による「つるつる」効果は実感します。

湯豆腐が煮込むと溶けだすのも嬉野温泉の泉質ならではなのですね。

温泉と湯豆腐と楽しめる「嬉野温泉」にぜひ出かけてみては如何でしょうか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました