こんにちは! 食生活アドバイザー@Pankunです。
お店で食べるチャーハンのパラパラ感、家では無理なのか・・
そう思ったことはありまえせんか?
わたしも、ネットで調べて色々試してみたものの、どうしてもお米同士がくっついてしまう。
でも試行錯誤を繰り返し、ようやく実現できたのがこのチャーハン。
(とにかくパラパラだけを追求しているので具材は卵とウインナー、玉ねぎのみ)
見た目だけでは、わからないかもしれませんが、食べた感想はお店のパラパラ感にかなり近いチャーハンが完成しました。

このチャーハンの作り方を教えますので、ぜひ試してみてください。
おうちでパラパラチャーハンを作るポイント
①冷や飯を用意する
いわゆる冷めきったご飯が必須、炊き立てや保温されたご飯は、水分を多く含むのでNG!
②冷や飯を水で洗う

冷や飯も表面上はでんぷんの粘着が残っているので、冷や飯をお水につけてさらっと洗い流します。
洗い方は、ざるに移して水洗いするだけ、ご飯の塊をほぐし一粒状にサラッと別れればOK!
これもネットで紹介されている方法です。
ご飯を洗うというのは、ちょっと意外でしたが、効果的です。
③ご飯を30分乾かす

洗った冷や飯をしっかり乾かすのがポイント
表面上に水分が沢山残ると、べちゃつきます。
ざるにご飯を混ぜながら広げて、30分程度乾かします。
10分置きに混ぜて、乾かす面を入れ替えるとより乾かしやすい。
ネットでは、乾かす時間15分程度もありましたが、15分ではパラパラにならず、やはり30分は必要かと思います。
また、キンッチペーパーを使うケースも紹介されてますが、キッチンぺーバーにご飯が引っ付きご飯が無くなってしまいます。
④溶き卵の上にご飯を載せて混ぜながら焼く
溶き卵が固まるまでに、ご飯をのせます。
卵がご飯をコーティングされパラパラになりやすい。
⑤ゼラチンを混ぜる

ここが、重要なポイント。混ぜるゼラチンの量は、チャーハン1人前に対して2g程度
ゼラチンは、お菓子だけでなく、料理の旨味を閉じ込める食材としてもよく使われています。
わたしもハンバーグや鶏の照り焼きには、必ず使います。
チャーハンに掛けて焼くと、お米の水分がゼラチンによって吸収されお米同士がくっつきにくくなります。
ゼラチンはコラーゲンなので、美容にもいいですよ。
⑥強火でしっかり炒める
この時点では、具材は混ぜません、ご飯だけで焼くのがパラパラのポイント
強火で一気に水分を飛ばします。
家庭用コンロでは強火に限界があるので、中華屋さんのような強火はだせませんが、あらかじめフライパンを熱しておくと良いと思います。
これで、ご飯は、ある程度パラパラに仕上がります
⑦最後に具材と調味料で仕上げる
ご飯が、ある程度パラパラになったら具材と調味料を混ぜてさらに焼く。
最初から具材と一緒にご飯を炒めると具材の水分が出てご飯がべちゃつく原因になります。
また調味料を早くいれると、ご飯が焦げつくので、調味料は最後に投入する。
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これで、おうちでつくるパラパラチャーハンの完成♪
その他の方法
パラパラチャーハンの作り方で検索すると、様々な方法が出てきますのでやってみました。
①マヨネーズを絡めながら焼く
この方法は、ご飯をマヨネーズでコーティングすることでパラパラに仕上げる。というものです。
たしかに、、やってみるとそこそこパラパラにはなりますが、マヨネーズ味が強すぎる。
1人前に対して大さじ1~2杯程度必要なのと、そもそもマヨネーズは大さじ1杯で100kclを超えるので、ちょっとおすすめできません。
②卵掛けご飯を作って炒める
卵でご飯をコーティングする方法として、ネットでは、溶き卵をご飯に混ぜて(一旦卵掛けご飯にして)から焼く。という方法もあります。
しかし。。やってみたら、結局卵でねっとりして、「卵掛けご飯の温か飯」のようになり、、そもそもチャーハンではなくなりました。
お店のチャーハンはなぜパラパラになるの?
お店のチャーハンは、水洗いしないし、ゼラチンも使っていません。
火力の違い
やはり、火力の違いが一番大きい
中華料理は、基本強火でさっと炒めるものが多く、そのためにプロパンガスを使います。
プロパンガスは、都市ガスよりも火力調整の幅が広いので、家庭のコンロとは火力が大きくことなります。
もう一つは、中華鍋
中華鍋は広くお椀型になっているので、ご飯がばらけやすい、といつ特性があります。
また、料理人が使う鍋には油が浸透しているので、パラパラに仕上がるということなんです。
おうちチャーハンのまとめ
パラパラチャーハンを作るポイントは、ご飯の水分、でんぷんの粘りを取り除くこと。
そのためには、水洗い、乾かす、ゼラチン、強火で炒めるなどの工程が必要、
ちょっと手間暇かかりますが、自分でパラパラチャーハンが出来たときは、そこそこの感動です。
ぜひチャレンジしてみてください。
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