食生活アドバイザー(R)Pankunです。
イヤなことを忘れるために、ストレスから逃れるためにお酒を飲んではダメです。
ストレス発散でお酒を飲むと、その時は楽しくなったり、忘れたりできても、酔いが醒めるとストレスや不安がより増幅されてしまいます。
わたしも沢山経験がありますが、仕事の失敗や人間関係などでお酒を飲むと、翌朝より酷い精神状態になっていること。
このようなお酒の飲み方は、依存症など危険な飲み方につながることがあります。
お酒を飲むとストレスが増幅される
お酒を飲むと快楽ホルモン「ドーパミン」が分泌されて気持ちが楽しくなり、さらにストレスを感じると抗ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌量が増加し、ストレスを抑える効果があります。
ただし、、お酒でストレスを抑えると徐々にストレスの耐性が下がり、お酒の量がさらに増える。
お酒は、ドーパミンの影響もあり、薬物並みの依存性があると言われています。
「アルコール依存症」に陥る最も多い原因は「ストレス」「不安」。
依存症だけでなく、うつを引き起こすことも多いようです。
ストレスを抑える栄養素「ビタミンC」
ストレスや不安は、お酒ではなく食事で改善しましょう。
抗ストレスホルモン「コルチゾール」の生成には、ビタミンCやビタミンEが必要。
逆に、ビタミンCが不足すると、ストレスの原因にもなります。
ビタミンC(可食部)を多く含む食材
①アセロラ酸味種(20粒)1,700mg
②アセロラ甘味種(20粒)800mg
③赤ピーマン(1個)170mg
④ゆず(1個)160mg
⑤キウイ(1個)140mg
⑥青実ピーマン(1個)76mg
⑦いちご(1個)62mg
⑧じゃがいも(100g)26mg
⑨さつまいも(100g)25mg
⑩レモン(1個)20mg(果汁のみ)
レモンが他の食材と比べて少ないのは、意外ですね。
ビタミンCを摂取するときの注意
ビタミンCは、熱に弱く、たとえば3分熱湯でゆでるとビタミンCは半減します。
また、水に溶けやすい特徴もあり、水にさらし過ぎないようにしましょう。
ビタミンCの多い野菜や果物は、生で食べることをおすすめします。
ただ、じゃがいも、さつまいもは、ビタミンCがでんぷんで包まれているので、熱に強く、水に溶けにくいのが特徴です。
ビタミンCの吸収を高める方法
ビタミンCは、一度に沢山摂取しても体外へ排出されます。
ビタミンCはこまめにとることが、不足せず効率よく体内に吸収されることになります。
まとめ ストレスから逃れるためにお酒はNG
一時的にストレスから逃れることができても、酔いが醒めるとストレスが増幅される。
そのストレスから逃れるために、お酒の量が増え、ストレスの耐性が弱くなる。
結果的に、うつやアルコール依存症のリスクを高めることになります。
誰しも、ストレスで気分が悪いときは、お酒を飲みたくなります。
わたしもそうでした。
でも、酔いが醒めたとき、より気分が落ち込んだときのことを思い出してみてください。
お酒ではなく、ビタミンCを取ることで、ストレスの改善にもつながるので、気分が落ち込んだときは試してみてください!
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