こんにちは! 食生活アドバイザー(R)Pankunです。
オリーブオイルなどの植物性オイルに含まれているオレイン酸には、どんな効果があるのかご存じですか?
今回はオレイン酸の特徴や効果について解説します。
オリーブオイルに含まれる成分の75%がオレイン酸。
オレイン酸は、善玉コレステロールを維持しつつ、悪玉コレステロールを抑制し血管の健康を保ち生活習慣病(高血圧、脳卒中、心筋梗塞・・・)を予防する働きがあります。
オレイン酸を多く含む食品NO.1
オリーブオイルは、、食品のなかでもオレイン酸の含有量NO.1。
他のオイルと比べても圧倒的にオレイン酸の含有量が多いのがわかります。
植物性オイル100gあたりのオレイン酸の量
オリーブオイル 74g
なたね油 60g
ピーナツオイル 57g
ラード 54g
ごま油 50g
ひまわり油 37g
大豆油22g
オレイン酸の特徴
オレイン酸は、一価不飽和脂肪酸の一種で、酸化しにくく、熱に強いという特徴があります。
とはいて、オレイン酸も空気に触れる時間や部分が増えると、酸化がすすみます。
また、植物性のオイルは光に当たると光合成を起こし酸化物質が発生します。
オリーオイルのオレイン酸を酸化から守るのは、「ポリフェノール」
オリーブオイルのポリフェノール含有量は赤ワインよりも多いので、酸化をしっかり守ることができる。ということですね。
オレイン酸の健康効果
①動脈硬化や心疾患などの生活習慣病を予防する
オレイン酸は、善玉コレステロールを維持しつつ、悪玉コレステロールを抑制し血管の健康を保ち生活習慣病を予防する働きがあります。
②肌の美容効果
肌にもオレイン酸が含まれていることから、美肌に必要な成分ということがわかります。
肌の保湿成分として、化粧品でもオレイン酸が使われています。
③便秘を解消する
腸の働きを活性化するため便秘を解消する働きがあります。
オレイン酸(オリーブオイル)1日の摂取量
1日の摂取量は「大さじ1~2杯」程度
オレイン酸は、健康に良いとはいえ過剰に摂りすぎると逆効果。
オリーブオイルのオレイン酸は、脂質のためカロリーも高いので、肥満のリスクも高くなります。
オリーブオイルを飲む
料理で使わないときは、飲んで食すこともできます。
オリーブオイルは、オリーブ果実100%搾り果汁なので、飲んでも大丈夫。ただし「大さじ1杯」程度。
(ただし、純粋なエキストラバージンオリーブオイルに限る、精製されたものはNG)
オリーブオイルは、健康だけでなく、料理のコクを深める調味料でもあるので、ぜひ日常的に使てみてください。
オリーブオイルを料理に使う
ギリシャ、イタリア、スペインなどオリーブを生産し日常的にオリーブオイルを使ってる地域ではら健康長寿多いと言われています。
オリーブオイルを料理に使う方法
・料理にかける
・炒める
・素材に付けてそのまま頂く
オリーブオイルで美味しくなる料理は、料理は洋食、和食を問いません。
例えば、シチューや味噌汁、カレーや親子丼、バケットや刺身など、和食でもよく合い、料理を問わず料理のコクを深めます。
オリーブオイルは魔法の調味料なんです。
オリーブオイルの選び方
エキストラバージン・オリーブオイルといってもピンキリ。
本当に美味しいオリーブオイルは、オリーブの栽培、生産工程によって決まります。
一般的にスーパーで販売されているオリーブオイルは、ほぼ「エキストラバージン・オリーブオイル」と記載しています。
海外で「エキストラバージン・オリーブオイル」と記載できるのは、酸度0.8%以下、さらに官能審査に合格したものとされています。(世界オリーブオイル協会の基準)
日本は、世界オリーブオイル協会に加盟していないため、酸度2%以下(官能審査なし)を「エキストラバージン・オリーブオイル」としています(日本オリーブオイル協会の基準)
詳しくはオリーブオイルの選び方を参考に。
わたしのおすすめは、無農薬、手摘み、酸度0.3%以下、小豆島のオリーブオイルです。
本当に美味しいオリーブオイルは、健康に良いだけではなく、料理を美味しくする魔法の調味料です。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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