食生活アドバイザー(R)、元清酒メーカー営業マンのPankunです。
わたし自身が、お酒を減らして実感したことをご紹介します。
お酒を減らしたい人の参考になると思いますので、最後まで読んでみてください!
お酒が好きという理由で清酒メーカーに就職。
30年間毎日、お酒を飲み続けた結果、肝機能障害を発症し、週5日の休肝日を始めました。
最初の1か月くらいは、飲めないストレスは確かにありました。
ところが!!それを乗り越えたら飲まないメリットの大きさを実感してしまいました。
こんなことなら、もっと早くにやっておけばよかった・・・。
お酒を減らしたい人、禁酒、休肝日を考えている人にとって参考になるで最後まで読んでみてください!
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毎日、純アルコール量60~80gを飲み続けた
最初に少しわたしの飲酒、病気、減酒の体験を話をします。
酒造メーカーという環境もあり、毎日そこそこの量のお酒を飲んでいました。気が付けは30年間、禁酒や休肝日をしたことがありません。
飲酒量は、平日は、純アルコール量60g、休日は80g程度、日本酒にして3~4合くらい。
(厚生労働省が推奨する適量は20g、さらに40g以上の飲酒を多量飲酒)
お酒に含まれる純粋なアルコール量
※厚生労働省推奨(適量)1日20g(1週間140g以下)通常は1週間の総量で計算します
例えば、ビール500mlや日本酒1合が20g相当、ストロングチューハイ500mlは、38g相当
参考>>【医師も警鐘】ストロング酎ハイ飲み続けるのは危険!依存症になる人増えています。
参考>>★【お酒の基礎知識】飲酒量の単位「純アルコール量」で適量、摂取量を把握する
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当然ながらツケがやってきました。
40代でγ₋GTPが200を超え、さらに「脂肪肝」を発症。
(たまたま、胆石の検査で腹部エコーをしたときに見つかる)
「脂肪肝」と聞くと、よくある生活習慣病では?と思いますよね。(わたしもそう思いました)
脂肪肝というのは、肝臓の周りに脂肪が蓄積される病気。
脂肪が炎症を起こし始めると肝炎、肝硬変、肝臓がんへと進行する恐ろしい病気。
(後になって、会社の保健士さんから脂肪肝(パンパンに膨らんだ肝臓)、肝硬変の写真を見せられ恐ろしい病気だあることを知りました)
でも、脂肪肝といっても自覚症状がない。
だから、気が付かないし、お酒も飲み続ける。
肝炎になると長期間の禁酒、肝硬変になると一生お酒が飲めません。
ある意味、別の検査から分かって良かったと思います。
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毎日お酒を飲んではダメな理由
これは、お酒に依存性が高いことにあります。
お酒の依存性は、薬物並みと言われています。(合法薬物とも・・)
お酒で、体を壊してもやめたくても止めれないとか、依存症で家庭が崩壊しても止めれないなど。
わたしの場合も、脂肪肝になって、休肝日にも何度かチャレンジしたものの・・続かない。
「晩酌で毎日飲みたい」
「飲みだすと止まらない」
「飲まないと眠れない」
「眠たくなるまで飲む」
こんな状態の繰り返し。自分には、禁酒や休肝日は無理だと思っていました。
ちなみに、この様な状態を「アルコール依存症の兆候(予備軍)」というそうです。
脂肪肝でありがなら、お酒をやめられないアルコール依存症予備軍になりました。
おそらく、このまま飲み続けていたたら、6年経った今頃は、脂肪肝が肝炎、肝硬変に進行し一生お酒が飲めない体になっていたかもしれません。
お酒をやめることが出来たきっかけ
一生やめるつもりは、ありませんでしたが、例えば1か月やめることができれば、お酒の飲み方も変わるのではないかと考えました。
そんなことを考えているときに、会社の保健士さんから呼び出され指導を受けました。
脂肪肝、肝炎、肝硬変の写真や、お酒の影響で委縮した脳の脳の写真を見せられました。
肝硬変による肝不全、アルコール依存症やアルツハイマーなどの話を聞くと恐くなりました。
そこで覚悟を決めました。
肝硬変、アルコール依存症、アルツハイマーになると一生、大好きにお酒を飲むことができなくなる。
それなら今すぐ、お酒を控えよう、
自分の場合、休肝日なんて週に1、2日ではダメだ・・絶対むり、続けられない。
(休肝日の曜日を決めても今日は飲んで、明日にしよう。。といつでも先延ばしにする)
休肝日をやるなら平日は飲まない「週5日連続」にして徹底的にやろう。
そして、その前に1か月の禁酒をして完全にお酒なない生活をしてみよう。
こう、決意して1か月の禁酒に突入しました。
1か月の禁酒からスタートしてみる
人生1日の休肝日も取れなかった自分が、1か月の禁酒は人生最大の挑戦!
大袈裟ですが、そんな気持ちでした。
アルコール依存症予備軍の自分が、どんな精神状態になるのか・・
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ちなみに1か月後は、こんな状態
完全に体や脳が浄化された感じになる。
酒が抜けた~という実感
どんな料理でもお酒を飲まずに食べられる。
(焼き肉はさすがに無理(笑))
夜も自然に眠れるし、朝の目覚めが、素晴らしい
仕事のパフォーマンスもあがる
酔わないので夜の時間も有効に使える
趣味や自己啓発の時間ができた
食事の量は増えたが、体重がか月で2kg減った
この1か月で人生が大きく変わった
週5日の休肝日が成功したのも、この1か月の禁酒が出来たからだと思います。
週5日の休肝日に成功
1か月の禁酒を経て、ストレスなく「週5日の休肝日」に入ることができました。
その結果、飲酒量を8割減少。
休肝日は、「お酒を控えて肝臓を休める」という認識が強いと思いますが、実は「脳」をリセットする効果が大きいとのことです。
脳をリセットするには、1日の休肝日ではだめ、脳をリセット48時間とのこと。(精神科医ユーチューバー:樺沢先生)
休肝日を始める前と後で飲酒量の比較をします。(数字は純アルコール量g)
★休肝日を始める前の飲酒量
月 火 水 木 金 土 日
60 60 60 60 80 80 60 =460g
★週5日連続に成功した飲酒量
月 火 水 木 金 土 日
0 0 0 0 40 40 0 =80g(8割以上の減酒)
6年経った今は、金曜日は0の日も多く週5~6日が休肝日になりました。
30年間多量飲酒を続けてきた自分には想像できなかった結果です。
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週5日の休肝日で実感したこと
お酒を飲まない生活に慣れたこと
飲まないメリットを実感したこと
そして、減酒によって休肝日が成り立つということを実感しました。
これが、減酒の大きな要因だと思います。
「休肝日は無意味」などの動画やネットの記事をみかけます。
休肝日をとっても、減酒をしないと意味がない。という意味のようです。
意味がないと言い切るのは、やめていただきたい。
わたしの経験ですが、減酒は休肝日によって成り立つ。
毎日飲みながら減らせば大丈夫と思う人もいるかもしれません。
わたしは、それは違うと思っています。
お酒が好きな人にとって毎日飲みながら減酒なんて出来ないと思います。
以前わたしは、ビール500ml相当のアルコールを1日3本程度飲んでいました。
例えば、「1日1本にしなさい!」
と言われて、簡単に出来ると思いますか?
だいたい1本目でスイッチが入って、2、3本目が飲みたくなるのが酒飲みの心理です。
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自身の体験から、飲まない日を週に3日以上つくることが、「減酒」に繋がると思います。
そして、お酒の飲まない生活に脳が慣れること。
なぜ、「脳」が関係するかというと、アルコール摂取すると快楽ホルモン「ドーパミン」が分泌されます。
アルコールを飲んで楽しくなるのも、ストレスから一時的に開放されるのもこのドーパミン。
この感覚に慣れてくると耐性がつき、より快楽をもとめて、より飲酒量が増えていきます。
結局「減酒」に必要なことは、ドーパミンの快楽を断ち切り、脳をリセットすることです。
脳がアルコール漬けからリセットするのに48時間掛かるということは、
つまり、週3日以上の禁酒ができれば、脳がリセットされて「減酒」が可能。
おすすめは「週5日の休肝日」
お酒の無い生活に慣れやすいうえ、睡眠の質向上、仕事のパフォーマンス向上、趣味や勉強など時間の使い方が充実する。(自身の体験から)
>>
お酒を飲まない日のメリット
5日間1滴も飲まない「休肝日」は、メリットどころか、逆にストレスが溜るのでは?
そう思う人が多いと思います。筆者もそうでした。
でも、それは最初の2週間くらいだと思ってください。
次第に脳や体がアルコールが無い状態に慣れてくると、お酒を飲まないストレスよりも、飲まないメリットの方を強く実感するようになります。
一生お酒をやめるというのは難しいと思いますが、週に3~6日やめるのは、体が慣れることで成功します。
会社の同僚で同じように週3~6日減酒に成功した人は沢山います。
わたしも今は、γ₋GTPも正常、脂肪肝もなく、依存症予備軍でもなくなりました。
それは、減酒のメリットが大きく勝っているからだと思います。
どのようなメリットがあるかというと・・
お酒を飲まない日の9つのメリット
①肝機能数値が改善する!
②「脂肪肝」の予防になる
③睡眠の質が向上し1日中睡魔が無くなった
④仕事のパフォーマンスが向上
⑤痩せる!太りにくくなる
⑥食後、休日の時間を有効活用できるようになった
⑦酒代が減り小遣いが増えた
⑧朝、顔のむくみがなくなった
⑨タバコをやめられた
毎日、お酒を飲むことが楽しみだったのが、飲まない生活習慣が快適になり充実しています。
肝機能障害、依存症の兆候が出て、休肝日を始めたことが人生の岐路だった気がしています。
まさに「塞翁が馬」という感じです。
30年間気が付かなかった減酒のメリットを詳しく紹介します。
休肝日・減酒のメリットと過ごし方を詳しく解説
>>
①肝機能数値が改善する!
これは、わたしのようにγ₋GTPの数値が高いなの人が改善するために参考になると思います。
<肝機能の数値は3つ>
γ₋GTP、ALT、AST
γ₋GTPは100を超えると危険信号
ALT、ASTは30を超えると危険信号
特にγ₋GTP、ALTが基準値を超えて高い場合は「脂肪肝」も疑われるそうです。
筆者は40代で、γ₋GTPが200、ALTが30を超えたときに「脂肪肝」と診断されました。
飲酒が原因でγ₋GTPが高い場合、正常な肝臓なら2週間の禁酒でγ₋GTPは半減すると言われています。
ただ「脂肪肝」は、無症状だけに恐ろしい病気。
長年酒を飲み続けている人には「腹部超音波」検査をおすすめします。
今は、γ₋GTP、ALT、ASTすべて安定して正常値(肝機能A判定)
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②脂肪肝の予防になる
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<肝臓機能だけでなく、体全体の生活習慣病の予防>
肝細胞に30%以上の中性脂肪が蓄積されると「脂肪肝」と診断されます。
また中性脂肪が増えすぎると、脳梗塞や心筋梗塞などの生活習慣病のリスクも高まります。
この原因となるのが、アルコール分解で発生する「アセトアルデヒド」(強い毒素)
アセトアルデヒドは、脂肪を燃焼を抑制し「中性脂肪」の合成を促す悪い働きをします。
中性脂肪の数値が基準値で安定すると脂肪が付きにくい体になります。
※タバコもアセトアルデヒドが発生するので注意。
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③睡眠の質が向上!!日中の睡魔が無くなった。
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<アセトアルデヒドに睡眠を邪魔されない!>
休肝日を続けていると、驚くほどにスッキリ目覚められることに気が付きます。
今までの朝は、ほぼ毎日「ダル~重」状態。 わたしは30年間、朝が弱い人間と思っていた。
仕事をしていても、昼過ぎに必ず眠気が襲ってくる。これも誰もが、そんなものだと思っていた。
実は、睡眠の質を下げていたのは・・
また「アセトアルデヒド」(強い毒素)
こいつが、脳に覚醒作用をもたらし睡眠中は常にノンレム睡眠状態になる。長年、朝が弱いと決めつけていたが、実は酒が原因だった!
そして、休肝日を始めると昼間の眠気がウソのようになくなりました!
さらに、飲酒をすると顎の筋肉が緩み、舌が喉の奥に落ち込みイビキをかく。これも脳への酸素供給が不足し、睡眠の質を低下させる原因でした。
30年も何をしていたのか・・・
睡眠の質が良くなるなら、もっと早くに休肝日をするべきだった・・。
と後悔しています。
ただ休肝日を始めてしばらくは、寝付けませんでした。もしお酒を飲まないと眠れない人は、こちらを参考に。
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④仕事のパフォーマンスが向上!
朝から脳の働きが絶好調!
仕事の生産性や質が向上し、見たもの、聞いたことの記憶力も遥によくなりました。
アルコールは、脳にもダメージを与えるので、飲んだ翌日は、二日酔いはなくても、脳のパフォーマンスは落ちていると実感しました。
イギリスの大学の研究では、適量でも脳の萎縮することがわかっています。
参考記事:適量のアルコールでも脳には悪影響が 海馬の萎縮リスクが3倍以上に
保健指導リソースガイドサイト(日本医療/創新社運営)
https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2017/006667.php
毎日、飲むことは、肝臓だけでなく「脳」にも影響するということです。
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⑤痩せる! 太りにくくなる!
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<代謝がよくなり痩せる>
これは以外でした。
週5日の休肝日を始めて1、2か月たったころ、体重はなんと2か月で-3kg減りました。
なぜ痩せたんだろう?? 食事は飲んでいた頃よりも食べてるのに。
これは、アセトアルデヒドによる糖質、脂質の分解を抑制がなくなり代謝が良くなったから。
お酒を飲むと太る原因は、アルコール分解の過程にあることがわかりました。
アセトアルデヒドは、糖質、脂質の分解を抑制し、中性脂肪を合成しやすくするのです。
さらに腸内環境は悪玉菌の増加で悪化、これも太りやすい体質になる。
※健康診断の結果による、中性脂肪、悪玉菌、善玉コレステロール値も確認してみてください
肝臓はアセトアルデヒドの分解を最優先します。食事の代謝の低下が太る原因だったのです。
参考:アルコール分解に掛かる時間
(ビール500mlで3~4時間)
ダイエットをしなくても、お酒を控えると脂肪が減る。これはやってみる価値ありますよね。
⑥食後、休日の時間を有効活用(趣味を見つける・資格の取得・体力づくり)が出来る!
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<自己啓発の時間が増える>
これも休肝日を始めて実感しました。
お酒を飲んだあと、何かやろうという気になりませんよね。だいたい眠たくなります。
また休み前に深酒すると休日のの午前中が無くなる。
この30年間、お酒でかなりの時間を無駄にしてきたこに気づきました。あ~勿体ない。。
飲酒時間は、1日に2時間。年間700時間
資格の勉強をする、本を読む、運動をする、新しい趣味つくる。いろいろな事にチャレンジする時間が出来ます。
そう思い筆者が始めたのは、様々な資格の取得、筋トレ、投資の勉強をやり直す、ブログ(このブログ)などを始めました。
★趣味
わたしの場合、趣味という趣味がなかったのですが、文章を書くことが苦手ではなかったので「ブログ」を始めました。
ブログの良いところは、ブログを書くために様々な情報や知識の習得に繋がるということです。
また、文章力が上達し、言葉の言い回しやボキャブラリーも増えました。
趣味は多種あるので、正直何が向いているのかは、わかりません。
自分の特技や才能にとらわれず、新しいことにチャレンジしてみては如何でしょうか。
★資格の取得
1日1時間、1年間で365時間は大きい。
資格の難易度にもよりますが、概ね1つの資格(3級レベル)を取得するのに40時間程度で取得できます。
単純計算で、1年間で9つの資格を取ることができます。
ちなみに、資格は、仕事か趣味に役立つものをおすすめします。
そして、まずは3級から取得すること。(やはり基礎は大事、2級から入ると理解できないことが多々あり、逆に遠回りになる)
★筋トレ
男性ホルモンの象徴、テストステロンということばを聞いたことがあると思います。
テストステロンは、筋肉や骨格を作るホルモンであり、20代をピークに30代後半から徐々に減少していくホルモンです。
テストステロンが減少すると、筋肉の減少、肥満、高血圧、高血糖、体の疲れ、うつ、自律神経失調症、男性更年期障害など様々な不調の原因となります。
筋トレといっても、ジムに通うまでもありません。
自宅でできる、スクワット、腹筋(立って反る形のもの)、腕立てで十分筋肉を付けることができます。
ダイエットも絡めてですが、「腹筋(立って反る形のもの」を半年間続けました。
半年後・・
ダイエットだけでなく、と併せて筋トレを行うことが、リバウンドを防ぎ、太りにくい体型になるために重要です。
<ダイエットと立腹筋のやり方は、こちらのブログでも記載しています。>
★投資
投資歴は20年ありますが、すこし感覚的に取引していた感は否めません。
なので、相場が動く理由やチャートの勉強を改めて始めました。
たとえば、投資を始めるなら「FX(外国為替証拠金取引)」は、21時30分(夏時間)に発表されるアメリカ経済指標と為替の動きをチェックしておくことが大事なので、お酒を飲んでいては正しい判断ができなくなります。
お酒を飲まない、休肝日に始める投資として良いかもしれません。
休肝日の過ごし方「FX」を始める。取引時間は、21時以降 米国の経済指標に注目する!
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⑦小遣いが増える!
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<休肝日に500円貯金をするとモチベーションUP!>
家飲みだけで月2万円酒代が減りました。また、飲み会も減り、合わせて3万円の節約。
1日に使うお金がゼロの日も多い。
★余ったお金の使い道
・たまに飲むために高いお酒を買う
・投資に充てる
・趣味の費用に充てる
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休肝日は、時間もお金も有効活用できるのです。
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⑧顔のむくみがなくなる♪
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<禁酒をすると肌細胞の代謝が良くなる>
朝会社に行くと、ほぼ毎日「疲れてますね。」とよく言わました。顔がむくんで疲れたように見られていました。
朝の「顔がむくむ」原因も、お酒の影響。
血中アルコール濃度が上昇し血管が拡張することが原因。
また、血中のアルコール濃度を薄めるために、水分が奪われて肌質もおちるとのこと。
筆者の場合1日3本分相当の飲酒をしていたので、アルコール分解に掛かる時間は10時間、翌日の午前中まで体に残っているのは当然です。
お酒に強く二日酔いしないから大丈夫、そう思っていましたが、脳や体の表面に影響していたのですね。
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⑨タバコをやめられる。
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<タバコとお酒のセットで発がん性リスクが高まる>
もともとお酒とタバコがセットでした。
このセットは最悪です!!
タバコもアセトアルデヒド(発がん性もある)が発生するので、お酒とセットにすると倍増すると言われています。
最も体によくないセットをやめることができたのは、お酒を飲む機会が圧倒的に減ったから。
タバコをやめれなくても、休肝日で、確実に本数は減らすことができると思います。
酒とタバコで、アセトアルデヒド(発がん性物質)が倍増と覚えておきましょう
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以上9つのメリットをご紹介しました。
人によっては、他にもメリットを実感することが出来ると思います。
ところで休肝日は、週に何日必要なのか?
★専門家先生によると
「週3日」しかも3連続という見解が多いです。
(最低、週3日という意味)
これは、肝機能の回復と「アルコール依存症」の予防のため。
アルコールを摂取すると、ドーパミンが分泌るされるため薬物並みに依存性が高くなります。
アルコールが完全に脳から無くなるのには48時間掛かるとも言われています。
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「脂肪肝」と「依存症予備軍」は危険信号
筆者のように、毎日飲酒を続けると、なかなか禁酒や減酒をすることができません。
その結果、アルコール性脂肪肝、依存症のリスクが高まります。
飲酒人口とアルコールによる肝障害と依存症の割合
飲酒人口は、成人1億人のうち、約7000万人
毎日飲酒をする人は約3500万人(35%)
飲酒量が多いとされるアルコール量40g以上を飲んでいる人は1500万人(15%)
アルコール性肝障害の患者数約300万人
アルコール依存症約100万人
(依存症予備軍は800~1000万にん)
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1日の適量の飲酒量は、アルコール量20g(ビール500ml相当)
休肝日が必要とされる日数は週に2日
(厚生労働省e-ヘルスネット)
上記の数字から飲酒量の多い人は、飲酒リスクが高いことがわかります。
★【健康診断書公開】脂肪肝は無症状だけに恐い、肝臓数値は危険のサインだった。
アルコール性脂肪肝に気を付けて
始まりは「脂肪肝」
飲酒によって肝臓に負担がかかり、中性脂肪、線維化、細胞が硬くなるなどの結果、肝機能が低下する病気
■脂肪肝:肝臓の周りに中性脂肪が蓄積され炎症を起こす
■肝炎:中性脂肪が炎症を起こし肝細胞が破壊と再生を繰り返し線維化される状態
■肝硬変:線維化された細胞が固まり、さらに進行すると肝不全を起こす
脂肪肝→肝炎→肝硬変と進行するが、肝硬変でも無症状。
肝臓には痛みの神経がないため、黄疸や食欲不振など体の変調に表れる。
症状が出始めたころには手遅れに。
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肝臓は、食事や薬剤の代謝や解毒、グリコーゲン(エネルギー)の蓄積など重要な働きをしています。
肝臓には痛みの神経がないので健康診断の数値には気を付けましょう。
脂肪肝の検査方法
①血液検査による肝機能数値
γ₋GTP、ALT金馴致を超えていると「脂肪肝」の疑いもあります。
基準値:γ₋GTP50以下、 ALT30以下
②腹部超音波検査
プローブ(探触子)という機械を腹部に当てて臓器を見る検査です。
一般的な超音波検査では造影剤などの投与はありません。
15~20分程度で終わります。
状が現れないので超音波検査、CTスキャン、血液検査によって診断されます。
会社の健康診断のオプションには「腹部超音波」がありますよね
検査費用は5,000~6,000円程度だと思います。
アルコール性依存症になると一生飲めない
飲酒量、場所や時間を自分ではコントロールできなくなる状態をいいます。
手や体の震え、幻覚、幻聴、不眠、寝汗、鬱、不安などの離脱症状が表れアルコールを摂取すると治まるのが特徴。
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<アルコール依存症のループ>
■依存症の原因は脳内の快楽ホルモンドーパミンにある
アルコールを摂取すると快楽を伝える物質「ドーパミン」が分泌されます。
ドーパミンが過剰分泌されると同じ酔いを得ようと量が増える。
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さらに脳に耐性が付くと、同じ量で酔いが得られなくなり量が増える・・。
これが繰り返されて、「依存症」へと進行していきます。
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依存症を患った人の体験談を見ると老若男女、年齢性別全く関係がありません。
主婦が昼間に料理しながら少しのワインを飲み始めたことがきっかけで依存症に・・。
(アルコールが完全に脳から抜けるのに2日は掛かる)
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一度依存症になると「生涯断酒」が必要となる。
多くのひとが「断酒」に苦しみ、また飲酒をしてしまうことが多いようです。
長期間成功しても、たった1杯の酒で元の状態に戻るとのこと。
本人はもちろん、家族も辛い状態に巻き込んでしまいます。
アルコール依存症予備軍
精神科医でユーチューバー 樺沢紫苑先生曰く、予備軍とは、依存症の兆候が出始めた人。
飲酒人口の20人に1人は、依存症か予備軍と仰っています。
ただし、依存症か予備軍かは自分、家族では見分けはつかないといいます。
(例えばこのような兆候が出てくると危険)
・ストレスからお酒に走る
・酒を飲んで問題行動を起こす
・記憶をなくす
・朝から飲む
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365日毎日お酒を飲んでいる人は依存症の兆候があるとのこと。
(精神科医でユーチューバー 樺沢紫苑先生の動画「お酒やめますか、人間やめますか」より)
週5日はハードルが高い!という人は、週に3日連続で休肝日を始めてみましょう。
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まとめ:お酒をやめるとこんなにメリットがある!
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アルコールを完全に脳から断ち切ることで、休肝日は定着し「減酒」に繋がります。
そのためには、休肝日は週に3日連続(以上)が望ましいと思います。
そして2~3か月で、沢山のメリットや効果を実感できますので、頑張って続けてみてください。
①~⑨は、筆者のメリットですが、人によって様々なメリットに気づくと思います。
①健康診断の数値が良くなる
②中性脂肪の数値が下がった
③睡眠の質が向上し1日中睡魔が無くなった
④朝から仕事のパフォーマンスがあがる
⑤体重が減り、脂肪が付きにくくなった
⑥食後の時間を有効活用できるようになった
⑦酒代が減り小遣いが増えた
⑧朝、顔のむくみがなくなった
⑨タバコをやめられた
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休肝日(減酒)は40代から始めるべきだったと思っています。
休肝日を始めたことが、自分の財産になりました。
お酒は、できればやめるほうが、良いのかもしれません。
でも、やはり「お酒が好き」「お酒を楽しみたい」これは筆者も同じです。
だから、完全にやめることなく「減酒」のために週5日連続にしました。
一生に飲めるお酒の量は決まっていると言われています。
わたしも残された量を、大事に飲みたいと思っています。
これからもお酒を楽しむために!
>>
ここまで読んでいただき、ありがとうござました。
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