こんにちは! 食生活アドバイザー@で、元清酒メーカー営業マンPankunです。
自信の体験から、お酒を減らす方法や二日酔いしないお酒の飲み方などブログを書いています。
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さてアルコール分解に掛かる時間をどのくらいか知っていますか?
飲酒による肝臓の負担を知ってもらえたら幸いです。
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遠い昔(もしかしたら今も)
お酒をそこそこ飲んだあとに「2~3時間寝たら酔いがさめる」とか
聞いたことはありませんか?
これは、間違っています!
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実はそんなレベルではありません。
例えば、ビール中ジョッキ1杯でも3~4時間
(特に車の運転は要注意!)
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そして、協会けんぽのサイトで、人気番組でコメンテータを務める森田先生によると。
寝ている間はアルコール代謝に「倍」の時間が掛かると言われています。
研究によると、お酒を飲んだ後5時間起きていた場合と、5時間のうち4時間は寝ていた場合、
この両者を比較したら、5時間起きていた方がアルコールの分解が約2倍早かったということです。
だから、お酒を飲むなら早めに飲んで、その後しばらくは起きていた方がアルコールの分解は早いんです。
逆に飲んですぐ寝てしまうと、寝ている間の分解は遅いんですよね。
(引用元)全国健康保険協会 健康サポートより
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ビールジョッキ4、5杯飲めば通常15時間前後。
寝ている間は倍かかっているとすると、20時間以上かかることになります。
この間、肝臓はずっとアセトアルデヒド(毒素)の分解のために働いているのです。
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■アルコール代謝の流れ
最も時間が掛かるのは③のアセトアルデヒド(毒素)の分解
① 胃で2割、小腸で8割を吸収し肝臓へ
② 肝臓の分解でアセトアルデヒド(毒素)発生
③ アセトアルデヒドを酢酸に分解
④ 酢酸が水と炭酸ガスに分解
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アセトアルデヒドとは、アルコール分解の過程で発生する毒性物質。
(発がん性物質ともいわれる)
アセトアルデヒドを分解するのは、体内にある「アルデヒド脱水素酵素」。
この酵素の働きは人によってことなる。(働きが活発な人は酒に強い)
>>詳しくはこちら:「お酒が強くなりたい」アルコール分解能力との関係
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■アルコール分解に掛かる時間
アルデヒド脱水素酵素の働きにより個人差はありますが、平均値としておさえておきましょう。
・ビール中ジョッキ1杯(500ml) 3.5時間
・ストロングチューハイ9%(500ml) 5.5時間
・ハイボール7%(500ml)4.5時間
・ワイン1杯 (120ml) 3時間
・日本酒1合( 180ml) 4.5時間
※飲んですぐに寝た場合は、この倍の時間が掛かる。
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■飲酒量を認識する
アルコールの強さ度数で示されますが、アルコール代謝の観点では「純アルコール量」を用います。
2021年3月の政府の「アルコール健康障害対策推進基本計画」(アル健法)の閣議決定により
お酒の商品には「純アルコール量」の表示がされるよになりました。
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「アル健法ははアルコール依存症や肝機能障害を予防するための法律でありますが、
まだ国民には浸透されていません。
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ただお酒を健康的に楽しむためには、純アルコール量により適量を認識し
飲酒量を把握しておくことをおすすめします。
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詳しくは>>「適量と飲酒量を把握する純アルコール量をわかりやすく解説」
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■週に3日連続の休肝日を取る方法
休肝日がなく、多量飲酒(純アルコール60g以上)のを続けると、肝臓細胞はアルコール代謝に
よって大きなダメージを負っています。
その結果、アルコール性脂肪肝→肝炎→肝硬変と進行すると断酒するほかありません。
そうならないためにも、週に3日連続の休肝日が必要です。
詳しくは>>【体験談】なぜ休肝日が必要?週3日連続の休肝日メリット
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いつまでもお酒を楽しむために、肝臓にも良い飲み方を!
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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