食生活アドバイザー(R)Pankunです。
株、FX投資歴20年ですが、投資と筋トレが関係あるとは思ってもいませんでした。
ロイター通信の記事によると、英国ケンブリッジ大学の研究でロンドン金融街で働くトレーダーのテストステロン濃度を数日間計り、投資成績を検証したところテストステロンの濃度が高い日には、好成績を上げていた。という結果がでたとのこと。
ワシントン 14日 ロイター] 英国で行われた調査では、金融関係のトレーダーは男性ホルモンのテストステロンの濃度が高いときほど好成績を挙げていることが分かった。同ホルモンの分泌によって自信と集中力が高まり、それが好成績につながっている可能性があるという。
調査は英ケンブリッジ大の研究チームが、ロンドンの金融街シティーで働くトレーダー17人を対象に実施。8営業日連続で午前11時と午後4時に唾液を採取し、それぞれのテストステロン濃度と業績の関係を調べた。その結果、トレーダーらはテストステロン濃度が高かった日により大きな利益を上げていたという。
引用元:ロイター通信 「世界のこぼれ話」金融トレーダー、テストステロン濃度が高いほど好成績=英調査 https://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-31329820080415
投資で大事なことは、投資手法だけでなく、多くはメンタルに関わります。
この結果の真相はよくわかりませんが、テストステロンが集中力を高めるのは事実であり、投資には、市場の分析、利益確定、損切りの冷静な判断が必要になることから、テストステロン多い→集中力向上→冷静な投資判断→好成績・・という具合に繋がっているということなんだろう、と解釈しています。
テストステロンとは?
男性の骨格、筋肉などを構成する「男らしさの象徴」と言われています。
男性は30代後半から、テストステロンの分泌が減少しはじめ、「男性力、気力、体力」が落ち始め、40代、50代で男性の更年期障害などの体の不調が起こりやすくなると言わています。
テストステロンが減少すると・・
・筋肉の衰え
・肥満、高血圧、高血糖
・集中力、やる気の低下
・自律神経失調症
・精神的不安定
・性欲の衰え
テストステロンは30代後半にかけて減少してくるので、しっかり補うことが必要といえます。
テストステロンを増やすために「筋トレと食事」
テストステロンは、加齢とともに減少しますが、補うことができます。
最も代表的な方法は、筋トレ!
筋肉が増えるとテストステロンの分泌量が増やすことができます。
筋トレというと、キツイ、面倒、続かない・・と思う人も多いでしょう。
でも、1日5分から始めて慣れてくれば、1日10分程度で十分補うことができます。
もう一つは、タンパク質を摂る!
筋肉を増やすには、タンパク質(アミノ酸)が必要になります。
手軽に出来て効果がある軽めの筋トレ
1日12分程度で出来る軽めの筋トレをご紹介します。
最初はキツイかもしれませんが、1か月程度で慣れてくると回数を増やすこともできます。
軽めの筋トレですが、3か月~半年経つと筋肉が付いてきます。
①スクワット 1日10回✕3セット
どこでも出来て、道具も不要、下半身の筋肉強化にベストな筋トレです。
①肩幅の1.5倍くらいの広めにスタンスを取る
②つま先は若干外側に向ける
④腰から下げて太ももを床と(できるだけ)平行にする
※最初は平行にならなくてもOk
⑤背中を伸ばし後ろ体重で5秒維持
※最初はここがキツイ
⑥スッと立ち上がる
②反り腹筋(立って行う腹筋)1日2分✕3セット
寝て起き上がる腹筋は腰を痛めやすく、結構辛い運動なので継続しにくいと言われています。
今回おすすめするのは、立って体を後ろに反らす腹筋
場所も取らず、腰を炒めたり、起き上がる腹筋に比べて楽に出来て、腹筋は強化されます。
①肩幅よりも若干広めにスタンスを取る
②頭の後ろで手を組む
③ゆっくり上体を後ろに反らす
④限界より少し手前で2分~3分体勢を維持する
※この間、息を止めず、呼吸は絶対に行う
③腕立て伏せ 1日10回✕3セット
器具は無くても出来ますが。「プッシュアップバー」を使うとより効果のある腕立て伏せができます。
①足は揃えて、手は肩幅以上に広げる
②ゆっくり上体を床に付けるようにして下げる
③床に付きそうになったらスッと状態を起こす
テストステロンを増やす食事
タンパク質を摂取する。
タンパク質は、アミノ酸が結合した化合物
アミノ酸は、筋肉や骨格、血管、毛髪など体を構成するだけでなく、体の機能を維持するホルモン、酵素、抗体、神経伝達などの材料にもなります。
アミノ酸は、全部で20種類あり、11種類は体内で合成できますが、残り9種類は、食事から取らなければならない「必須アミノ酸」と呼ばれます。
必須アミノ酸を多く含む食材
20種類のアミノ酸の1つでも欠落するとタンパク質が合成されないので、9種類の必須アミノ酸が含まれる食べ物は意識して摂る必要がありす。
必須アミノ酸(9種類)を多く含む食材
鶏むね肉、豚ヒレ、豚もも肉、卵、牛乳、チーズ
それぞれ、含まれる必須アミノ酸の種類が違いますが、この6種類で9種類のアミノ酸をカバーできます。
特に筋トレ後の60分以内が、ゴールデンタイム。
この時間にタンパク質を摂ると吸収力が高いと言われています。
ただし、タンパク質も過剰摂取は、内臓疲労、結石、腸内環境の乱れに繋がるので良くありませ。
摂取量は1日、男性:65g程度 女性:50g程度
【あなたの食生活は大丈夫?】1日に必要な栄養素と過剰摂取のリスク
投資とテストステロンまとめ
投資と筋トレは、テストステロンの濃度が高いほど高成績を上げることができる。
という研究結果がある(ケンブリッジ大学)
テストステロン濃度が高ければ、必ず投資に成功するわけではなく、当然手法も大切。
投資は、身に着けた投資手法を冷静な判断と集中力で実行できれば、良い成果が得られますがメンタルとの闘いが大きいのも間違いありません。
、テストステロン多い→集中力向上→冷静な投資判断→好成績
ちなみに相場では「プロスペクト理論」が、よく取り上げられます。
プロスペクト理論とは、人は、利益を得る喜びよりも、損失の苦痛の方が遥かに大きい。
という理論です。
例えば・・
A:投資で1万利益が出た
B:投資で1万損失が出た
一見、1万の利益の喜びの方が大きそうに思いますが、実は1万円の損失のほうの苦痛が大きいと言われています。
これを投資のメンタルにあてはめると、損失をださないようにトレードをしようとします。
この結果、どのようなメンタルになるかというと、
例えば・・
・損が出た銘柄を損切りできずに利益が出るまで持ち続ける(塩漬け)
・損を出さないように、少しの利益で決済してしまう(チキン決済)
・投資は危ないものだと認識して投資から離れる(退場)
ただし、テストステロン濃度が高ければ、投資に勝てる!という単純なことではないと思います。
集中力の高い相場の分析と冷静な判断が投資をするための、メンタルの強さを生み出すのがテストステロンであり、投資におけるメンタル強化は投資のなかで学ぶしかない。
という私なりの解釈でした。
日本では、資産に対する投資割合は15%未満、アメリカは、50%以上。
日本人の投資に対する考え方は、リワードよりもリスクのイメージが高いことがわかります。
なぜ、こう考えるようになったのか・・、おそらく昭和のバブル崩壊、米国のリーマンショックなどの株価大暴落のインパクトが強すぎたのでしょう。
たしかに、投資というのは、資産を増やすこともできれば、減らしてしまうことも有ります。
「ドルコスト平均法」という投資手法などを用いることで、成長性の高い国への投資はリターンが得やすくなると思います。
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★ドルコスト平均法
株などへの投資を一度に沢山の資金で投資するのではなく、「定期的に、一定金額」を投資する手法。
高い時には少ししか買えないが、株価が下がったときは、沢山買える。この手法で投資金額の平準化するメリットがあります。
あとは、投資する国の経済成長が高ければ、手堅くリターンを得られることになります。
例えば、2008年のリーマンショックから、毎月1万円をアメリカ株指数(S&P500)に投資を続けた場合、3年後には、25%の利益が出ていたという結果が残っているように、一時的な大暴落があったとしても、米国経済が成長することで、手堅く利益がえらえる手法です。
S&P500は、リーマンショック時から2022年で、4倍に上がっています。(GFAAMがけん引)
ちなみに日経平均も、バブル崩壊の最安値7000円代から、2023年の33,000円代まで上昇していることから、(この時に)わたしもドルコスト平均法で、やっておけば良かった・・と後悔することもありあます。
ただ、私のなかでは、投資というのは、手法、相場が変動する要因を世界的な視点でチェックしたり考えることが、自身の学び教養に繋がる、仕事の考え方にも、大きく役にたっていると思います。
最後に投資で最も大事なことは、メンタルコントロール。
個人的にも常に集中力のある分析と冷静な判断で続けたいと思います。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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